「○○
ちゃん あそびましょ」 「はぁーい どーぞ」
歌うような呼び声に答えて、雨の日はお部屋遊び。女の子が3人も集まると、にぎやかに笑って、歌って
「ダイヤモンド高い」 「高いは五重の塔」 「五重の塔はこわい」 「こわいはゆーれい」 「ゆーれいは青い」
どこまでも続くしりとり歌や
「切っても切っても、切れないもの なあーに」「水」 「口から入れて おなかから出すもの」「ポースト」
大きな声でのなぞなぞに疲れると、だんだん静かになって、リリアン編みや、ビーズ通し、おはじきを。
おはじき遊びは、丸い平たいガラス玉を床一面に広げて、2個の玉の間に小指で線を引き、人さし指でパチンとはじく。当たると何回も打てて、取り続けられる。
「いちじく にんじん さんしょ しいたけ ごんぼ なんきん」と、数かぞえ歌で「7つ取ったあ」と、またまたにぎやかに大はしゃぎ。(絵と文:木村祥刀)
1995年 3月7日
京都新聞 掲載
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